11_平凡なキャリアをどのように売り込むのか
①経験した業務を棚卸し、スキルや経験をビジネスワードに当てはめワンランク上げる
ビジネス経験の少ない人、転職経験の少ない人、職務経歴書を書いたことがない人、ある程度の大きさの企業で働いたことがない人などは、自分のやってきた仕事が『大したことがない』とか『アピールできるものがない』という人がよくいます。しかし、それまであなたがやってきたことが当たり前にやってきたことで自分では大したことがないと思っていても、しっかりとアピールする方法はあるものです。それをビジネス用語に当てはめると、それらしく聞こえるように変身します。
例えば、
「スタッフの様子が気になるので週に1度はスタッフと話をして、相談事項や悩みがないかを聞きだしていました。」ということは、「モチベーション管理のための週次面談実施」という言い方にする。
また、その為のスキルとして「面談スキル」「ヒアリングスキル」「コーチングスキル」といったスキルに当てはめることができます。
「毎日大体売り上げの目標が●●円くらいだったので、その目標を達成できるようにみんなで話し合いながら、お客様を呼び込んだりして工夫していました」ということは、「日次の予算管理を実施」「常にPDCAを回し、目標との差異から予測を立てて、不足しているときには追加施策としてキャッチングによる集客数アップ施策を実施した」というような言い方にする。スキルとしては、「予算管理」、「目標管理」、「P/L管理(損益計算書)」、「キャッチングによる集客」などが言えます。
このようにそれまでなんとなくやっていたことも、枠にはめるとビジネススキルになるのです。
そのため、一度自分がやってきたことをすべて棚卸して書き出して整理し、または、誰かに整理してもらい、ワンランク上の職務経歴書に仕上げてください。
そもそも当てはめるワードがわからないという方はプロに相談すると良いでしょう。
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