目次
まだまだ続くコロナウィルスの影響
9月に新型コロナウィルスの影響はまだまだ続いており、社会経済全体に大きく食い込んできており、かなり長期化しています。今後もまだまだこの状況は続くでしょう。
この時期に転職活動をされている方にとってはすごくしんどい時期かと思います。なぜならば、
「応募しても書類選考に通らない」
という状況が起きています。
まだまだITなどの一部の業界を除いて多くの会社やお店にとっては昨年対比で20%~30%減というような状況なのではないかと思います。この不景気はこれから当面の間続くと考えたほうがいいでしょう。この状況が続くということは状況は悪化していくということになります。いまはまだ耐えることができている企業やお店でも長期化すると体力が耐えられなくなり、潰れる会社がまだまだ増えていくことでしょう。
このような状況の中で、転職に成功できない方が多く出てきています。
転職のステップは
書類選考 → 面接 →入社
という流れになりますが、書類選考に通らない。書類選考に通っても面接で通らないということで苦しんでいる方も多いでしょう。
今現在は、求人情報の数が減っています。2月ごろまでは求人倍率も1.3倍くらいあったものが現在は1.08倍くらいまで下がっています。一人の応募者に対して求人情報が1.08件という状況なので、求人情報が減っています。このデータは参考数値で、実査には職安に届け出していない方のデータもあるはずで、実態としては1%を切っているのではないかという肌感覚です。
書類選考に通らない
書類選考に通らない要因は自分要因(内部要因)と外部環境(外部要因)に分けて考えると以下のようになります。
1.自分要因(内部要因)
①書類そのものが悪い、読みづらいなどで書類選考に通過しない
②経歴自体が悪い
③求人のミスマッチ(未経験業界やマッチしない業種、職種に応募している)
2.外部環境(外部要因)
①コロナウィルスの影響による募集減
②業界の閑繁の影響
③応募企業自体の業況悪化
④結果としてのライバルの多さ
これらなのではないでしょうか。まず大事なのは外部環境です。
コロナウィルスの影響による募集減
まずは書類選考が通らない人は、①のコロナウィルスの影響による募集減の時期であることを理解して、求人情報がそもそも無いということや一部の業界以外は募集していないということを理解したほうがいいです。転職活動が非常に難しい時期に転職活動をしているのです。改善するには転職活動する時期をずらすことも考えたほうが良いでしょう。
そして、受ける会社の閑繁や業況悪化なども募集には影響を与えます。
そして、
結果として少ない求人情報に集まるライバルの多さです。
今の時期は一つの求人情報に集まる人が多い時期です。
転職したい人は増えて、募集したい企業は減っている時期です。
見えない多くのライバルと競争しているのです。なんの準備もなしに素手で戦っても勝てません。
次は内部要因です。内部要因は結果を自分である程度コントロールすることができます。
ミスマッチ
③の求人のミスマッチというのは、こんな時期に未経験職に応募する人が後を絶ちませんが、応募するには応募するなりの準備が必要です。資格を取るなり、ITの分野であればプログラム言語を学ぶなどの事前の準備が必要です。そのような準備もなしには受かりません。準備していない人は未経験領域に挑戦することをやめてください。
また、企業が求めている人材の給与水準に合わない給与提示をしている人も通りません。採用というのは予算を確保して行っています。年収400万円の予算で人を求めているのに、年収650万円じゃなければ行きませんと言っていたら採用されるわけがありません。そのような場合は希望給与の水準を下げて会社のニーズに合わせてください。
次に②の「経歴そのものが悪い」
これは、ある程度仕方ありません。見せ方を変える、削るなどありますが、経歴詐称といわれてそれが理由で解雇の理由になる場合もあります。見せ方の工夫は以下の情報を参考にしてみてください。
そして①の「書類そのものが悪い」
これも自分で変えられるところです。読みづらいとか、もっとわかりやすくする、アピールポイントを際立たせるなど、書類選考が通らないということなら武器である書類を工夫することが対策の一つです。ここまで話してきたように、ライバルが増えているのです。求人が減っているのです。企業は選び放題になっているのです。ほかの人より輝いていないと書類選考も通りません。
自分の経歴に自信が持てない
自分は大したことをやってきていないので書くことがない
文章を書くのが苦手だ
考えている時間がない
などなど、困ったら
職務経歴書作成代行・添削サービスにお問い合わせください。>>>
次に面接に通らない、
という人は、書類作成がどれだけ上手でも面接で発揮できなければ受かることができません。面接対策に尽きます、
面接で落とされる理由として多いのは
・志望動機が弱い
・会社のことを勉強していない
・自分の意見を持っていない
・話が長い
・何を言いたいのかわからない
・人の文句ばかり言っていて人の話を聴かない
などなど、落とされる要因は、「あなたの普段通りの振る舞い」です。
普段通りの振舞いでは面接では採用されません。企業側が欲しい!と思う人物像を演じることが大切です。
面接に受かるのにもポイントがあります。
しっかりと準備してください。