最終更新日 2020/09/09

【履歴書】履歴書の学歴欄、職歴欄の正しい書き方

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履歴書の基本的な書き方

履歴書とは

履歴書とは、会社に就職する際などに自分の正式な身元、経歴を伝えるための書面を指します。あくまでも履歴の確認です。
履歴書の書式は工業規格であるJIS規格のものが有名な書式ですが、法的に決まっているものではありません。しかし、JIS規格の様式に指定してある項目はある程度踏襲するのが一般的です。
内容は主に、
・氏名、読み仮名
・住所
・電話番号
・メールアドレス(書式による)
・帰省先・緊急連絡先(書式による)
・学歴
・職歴
・保有資格
・婚姻状況
・扶養家族
・特技や志望動機、アピールポイント
などです。
文具店で販売されている紙の履歴書はJIS規格のものが大半です。紙の履歴書に手書きで提出することを指定する会社もありますが、指定がない場合はパソコンで作成しても問題ありません。昨今では、E-mailの普及やペーパーレスの影響により、紙の履歴書では逆に評価が下がる場合がありますので、手書きでの提出が指定されているかは予め確認しましょう。手書きの場合は身元証明のために捺印する場合もありますので書式に従ってください。履歴書に捺印を押すことを指定されていない場合には押印の必要はありません。
履歴書の書き方において手書きでの書き方を指定されていない場合にはできるだけデータで作りましょう。データの場合は様々なWordやExcelのテンプレートがインターネットでダウンロードできるようになっています。JIS規格に近い一般的なものを使用することをおすすめします。

データの場合A42ページで書くのが好ましいでしょう。

>>>履歴書のフォーマットテンプレートダウンロードページ

履歴書の書き方はルールというのはありませんが、一般的にこのように書かれているという慣例としてお考えください。

転職エージェントに依頼をするときには専用のスキルシートに記入する場合などがあります。転職エージェントや応募する求人企業によって臨機応変に変更しましょう。

履歴書での学歴の書き方

履歴書の学歴の書き方は、以下のように、
20●●年●月 ●●立●●●●学校入学
20●●年●月 ●●立●●●●学校卒業
というように書きます。

この場合、履歴書での年数の書き方は年号での書き方を指定されていない場合は西暦表記で書くようにしましょう。年号だと年数の計算がしづらく読みづらくなるためです。また履歴書の年数の書き方は年号で書いていて職務経歴書の年数の書き方は西暦という書き方になっている人が非常に多いのですが、このように書式がバラバラになってしまうとおかしい書類になりますので、職務経歴書と統一する意味でも年数の書き方は西暦で書きましょう。但し、逆に年数を隠したいという意図がある場合には履歴書も職務経歴書も年号で書くようにしましょう。

・中学校の入学から書く

履歴書の学歴を中学校を入学から書くのは、年齢と学歴の年数におかしいところはないかということを確認するとともに、どこで中学校時代を過ごしてどこで育ったのか、ということを知り、面接官とも共通の話題作りに効果的だということで記載してください。

例えば、「中学校時代は山の中で、自宅から自転車で片道1時間で通っていました」という話になれば、話も盛り上がりますし、「私もこの地域の出身なんですよ」と面接官と共通の話題で話が弾むかもしれません。共通の話題があるほうが相手の記憶にも残りやすく共感を持たれやすくなります。但し、出身地に関しては同和問題にも関係してくる項目ですので、プライバシー保護の観点で必須ではありません。そのような場合は高校から学歴を書くようにしてください。

・留年している場合

履歴書においては高校や大学を留年している場合には、そのことについては何も記載せず、普通に留年なしで卒業しているのと同様に入学と卒業が書いてあれば問題はありません。面接でも相手から聞かれなければ敢えて言う必要はありません。年月が書いてあれば隠していることにはなりませんし、プライバシー保護の観点で敢えて言う必要はありません。ただし聞かれた場合には必ず正直に答えてください。

・転校している場合

履歴書での転校や編入した場合の書き方は、その年月で●●高校へ転校と記載してください。
編入の場合は、●●高校何年編入としてください。
卒業した場合は、卒業した学校名+卒業 という書き方をしてください。

・学校名はフルネームで書く

履歴書での学歴における学校名の書き方は県立なのか、私立なのか、学校名はフルネームで書いてください。但し、私立の場合、正式名称は学校法人というようになっていますが、その場合は「私立」という書き方で構いません。

・専門学校も必ず書く

履歴書での専門学校は書かない人もまれにいますが、必ず書くようにしてください。但し、浪人時代の予備校など学習塾は書かないでください。

職業訓練などは場合によっては右側のページにその他の経歴という項目を作って書くという書き方もよいでしょう。

・大学は学部まで書く

履歴書の学歴における大学の書き方は、学部・学科まで書くようにしてください。メリットデメリットありますが、学部までは最低限記載が必要です。大学は入学する学部によって偏差値が全く異なりますので判断の材料になります。また学科についてもこの時どんな勉強をしたのか、という話題作りにもなります。

・中退した場合には「中退」と書く

履歴書では中退した場合には「中退」と記載してください。
「中途退学」と書かないください。特に重要な意味はありませんが、見た目と聞こえが重々しくなってしまうためです。軽い感じで聞こえるほうが良いので「中退」と記載してください。「経済的な理由のため」に中退した、など評価上負の理由にならない場合は弁護する意味でも理由を括弧書きで記載しておくとよいでしょう。

・社会人になってからの大学や職業訓練も書く

履歴書での学歴は基本的には売り込みできる情報となりますが、書かないほうがいい場合もあります。特に職業訓練などは、仕事をやめて職業訓練に行く場合などは、評価が下がる場合もあります。しかし、基本的には記載しておきましょう。

「履歴書の職歴」の書き方

20●●年●月 株式会社●●●●入社
20●●年●月 一身上の都合により退社

普通のパターンではこのように書きます。
履歴書の職歴欄に職歴を書くときには以下の点に気を付けてください。

①年数は西暦で統一する

履歴書を書く時には、入学や卒業年月日が昭和や平成などの年号で記載されている場合、年号を跨いだり、生年月日が西暦で書かれていたりすると、読んでいる側としては、何年間経過しているのか瞬時に把握することができず、わかりづらい資料になってしまいます。
また、履歴書は年号で書き、職務経歴書は西暦で作成する人が非常に多いのですが、これも履歴書の経歴と職務経歴書を参照しながら見る場合には辻褄が合わなくなり、非常にわかりづらくなります。そのため、履歴書や
書を書く時は年は西暦ですべての書類を統一して記載してください。

②会社名は正式名称で書く

株式会社を(株)や有限会社を(有)といった略語で表現することは人の本名を省略することと同様で非常に失礼にあたります。正式名称で記載するようにしてください。また、前株か後株かなどを間違える方は多いです。ホームページなどで正確な社名を確認の上記載するようにしてください。

③入社や入職など使い分け

履歴書を書く時には、一般的に、企業の場合には「入社」です。社団法人、財団法人など法人格がある場合は「入社」でよいでしょう。公務員の場合などは法人への「入社」ではないので「入職」などといった言葉がよいでしょう。「奉職」という表現が正しいようですが、公務員に良い印象を持っていない場合、「奉」という表現が気に障る可能性もありますので、「入職」が無難です。

④退職理由

履歴書を書く時の退職理由も書き方があります。以下の退職理由が記載されるパターンです。これはほぼ慣例なのでこのまま憶えていただきたいと思います。
・自己都合による退職の場合は「一身上の都合により退社」
・会社の都合によって退職する場合は「会社都合により退社」
・契約期間満了で退職する場合は「契約期間満了により退社」
と記載してください。

「退社」「退職」という表現はどちらでも間違いではありませんが、会社に入る場合に「入社」となっている場合には対称的に「退社」と「社」を合わせてください。
また、会社都合による退社の場合、解雇された場合は仕方ありませんが、事業縮小や事業譲渡などによって会社の都合で退職することになった場合には、「解雇されたのでは?」と思われることはマイナスのリスクになるため、「会社都合により退社 ※事業縮小のため」等の理由を記載することで、会社の事情により避けられない退職になってしまったということで、マイナスの印象は回避できます。

詳細な理由はここでは書く必要がありません。書く場合には職務経歴書で書きましょう。

⑤グループ会社への異動や事業譲渡した会社に入社した場合

オーナーが変わることによって会社を変わらざるを得なかった場合などは、よく見かけるのは、一度退社と書いてから、また買われた会社に入社、という記載をする人です。このような書き方は正確なのかもしれませんが、全くそんな書き方をする必要はなく、自己都合による退社や転職ではなく、会社の事情により会社を移らざるを得ない状況のため、「事業譲渡により転籍」等と「転籍」であることを記載してください。転籍でも自己都合で退社と記載してしまうと自分の意志で転職したと思われて、経歴が一つ増えることになってしまいます。あくまでも会社都合です。「合併」や「買収」も買われた側であれば、「事業譲渡により転籍」で結構です。買った側の会社は買収したタイミングで社名が変わるなどがあった場合は、「●年●月 株式会社●●に社名変更」という記述だけでよいです。

⑥職歴の最後には「現在に至る」と「以上」を記載する

職歴の最後には「現在に至る」を記載し、1行下に右寄せで「以上」を記載してください。これは書式としての慣例です。このように記載するものなのだとお考え下さい。

⑦履歴書の職歴では会社名に店舗名や部門名を書かない

店舗ビジネスや多拠点会社で働いていた人などでよくあるのが、
株式会社●●●●  [ブランド名]●●●店入社
株式会社●●●●  ●●●支店入社
株式会社●●●●  ●●●工場入社
等のように配属部署へ入社と記載する人がいます。
履歴書に記載するのは基本的には「入社」単位で記載しますので、配属先となる拠点を書く必要がありません。詳細情報は履歴書には書かずに職務経歴書に記載してください。

保有資格・免許の欄の書き方

履歴書の資格欄における書き方は、取得年月、正式名称に加え「取得」や「合格」などを付け加えて書きましょう。

履歴書における志望動機や自己PR、趣味、特技の欄の書き方

履歴書における志望動機や自己PR、趣味、特技の欄の書き方は、臨機応変に変更して問題ないと思います。手書きのフォーマットの場合は項目が変更できないので、見出しに合った内容になりますが、データで書くときには項目名を変更してももんだいありません。

見出しを「自己PR」や「志望動機」などに臨機応変に変更し、選考のプラスになるような要素を書くようにしましょう。

本人希望欄の書き方

履歴書の本人希望欄は、基本的には

「貴社の規定に従います。」

という書き方でよいと思います。

個別に勤務地の希望などがある場合は記載しておきましょう。

履歴書に貼る写真

履歴書に貼る写真は、ぱっと見た目でよい印象を与えることが重要です。
気を付けるポイントは
①服装
②清潔感
③表情・まじめさ
④バランス
⑤実際との整合性
の5つです。

①服装
履歴書に貼る写真を撮る際の服装はスーツが原則です。どんなにラフな服装で仕事をしている職場環境でも、その会社に入社する意欲を示すためにはスーツを着用した状態で撮影してください。会社によってはスーツを着ていないために不合格になる会社もありますのでスーツで撮影するようにしてください。

②清潔感・まじめさ
当然ですが、履歴書に貼る写真で髪がボサボサで寝癖がついていたり、鼻毛が出ていたり、スーツを着ていてもネクタイが締まっていなかったり、襟が飛び出てしまったりでは、清潔な印象を与えることはできません。また男性ではピアスをしている、ひげを生やしているなどは印象に影響します。必ずピアスは外して、ひげは剃って撮影しましょう。

③表情・まじめさ
歯が見えるような笑顔の写真は、印象はよくなりますが、一般的に正式文書での証明写真では笑顔は認められません。社会通念として歯が見える笑顔で証明写真を撮らないということを知らないという印象を与えてしまいますので、笑顔は避けるべきでしょう。

また、目に全く力が入っていなかったりしかめっ面もよい印象にはなりません。
少し顎を引き、目を開いて少しだけ力を入れ、口角を少しだけあげる感じで撮影しましょう。

④バランス
撮影するときに、小さく映りすぎて空白が多くなってしまったり、顔だけが大きすぎたりする方がいます。ぱっと見た印象でおかしくなってしまいますので、撮影するときに胸から上が入って、大きさもbランスよく取れているのか確認しましょう。

⑤実際との整合性
撮影した時と時間が開いてしまっていたり、髪型が変わっていたりなど、実物と履歴書の写真がことなっている場合、相手の印象が変わります。例えば撮影したときにはさっぱりした髪型だったが、面接では髪が伸びてしまってボサボサになっていたり、服装や表情、などにも注意が必要です。写真は3か月以内に撮影した大きく変化がないものを使用しましょう。

アルバイト経験を履歴書に書くべきか

正社員の転職では、アルバイト経験は職歴には記載しないというのが一般的です。しかし以下のような例外もあります。

①アルバイトしか経験がない場合の書き方
アルバイトしか経験がない場合には、履歴書の職歴に、正社員と同じような表現で記載してください。そしてその後ろに「(アルバイト)」というように記載しておくことで、履歴書の職歴はアルバイトなんだな、ということがわかります。しかし、記載する際の注意は、あまりに多くの会社でアルバイトをしていた場合や勤務期間が3か月未満のところ多かったりする場合には、書かずになるべく長期で働いていたところを記載すると良いでしょう。

応募する職種に関連するアルバイト経験がある場合は売り込みになりますので、必ず記載するようにしましょう。

②社会保険に入っていた場合の書き方
アルバイトでも社会保険に入っていた場合は職歴として必ず記載してください。
記載しておかないと、社会保険手続きの際に、担当者にわかってしまいます。その際に履歴書に記載していない場合、経歴詐称なのではないかということになってしまう可能性がありますので、必ず記載しておいてください。

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