最終更新日 2019/06/19

転職相談「私は〇〇しかできない」では転職できない

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「私は●●しかできない」
業界でその道を極めてきた方がよく使う言葉です。
プロの方や職人が自分を謙遜する際によく聞く言葉です。
先日、接客のプロの方のお話を伺いました。
この方は接客のプロとして有名な職種で経験を積んでこられた方なのですが、
転職をする際に、「私は接客しかできない」と仰っていました。
スキルを持っているという意味でのプロでも、
その仕事に携わっていなければプロではなく過去にやっていただけ
という事になってしまいます。
プロであれば、その道で仕事をしていけるだけの力を
持つ必要があるのではないかと思います。
例えばプロであることを売り込む力、
プロとして長く働き続けるための努力などなど
これらができて初めてプロとして周囲が評価してくれるのではないかと思います。
「私には●●しかできない」
と謙遜ではなく、実際にそれ以外できないというひとは
どんどんその市場価値を下げていってしまいます。
プロとして経験を重ねていくうえで、
その道では教育や人材育成が得意、
あるいはマネジメントが得意
また、関連する業務のプロフェッショナル
というようにその幅を広げる努力がキャリアを築くために必要だと思います。
年齢を重ねるとプレイヤーとしての評価はさがります。
マネジメントや人材育成ができてパフォーマンスがあがってきます。
評価されるキャリアは、保有能力ではなく発揮能力です。
ぜひプロの領域がより多くの人に評価してもらえるような
キャリアプランを描いてください。

ミイダス

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