最終更新日 2019/09/16

面接は「接客」 演技でもいいので相手を喜ばせることに徹する

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面接は「接客」 演技でもいいので相手を喜ばせることに徹する

企業側が面接を行う目的というのは、以下のポイントを確認する為であるということをこちらの「企業が面接を行う4つの目的」にてお伝えしました。

①履歴書、職務経歴書に書いてあることの事実関係の確認
②履歴書、職務経歴書に書かれていないことの確認
③職務経歴に書いてある実績、スキル、経験のレベルや度合いの確認
④人物の良さや求める人物像への適合度の確認

この4つの項目に対して一つ一つの評価をされることになるのですが、ここで高い評価を得られても安心はできません。 もう一つ大切な、見えていないもの があるのです。

それは「 見えないライバルの存在 」です。

求人広告を出している企業には多くの応募者がいます。求人媒体などに広告を出している場合であれば少なくても20人~30人の応募者はいるでしょう。募集人数が1名だとしたら、それらの「 応募者の中で最も高い評価を得られないと選ばれない 」ということになります。

目に見えないライバルに勝つということなどできないと思う人もいると思いますが、安心してほしいのは、ほとんどの人は「面接が下手」だということです。ほとんどの人が面接が下手ということは上手な面接をすれば高い評価を得られる可能性は高くなります

それでは、どんな面接をしたら応募者の中で最も高い評価を得られるのか。それは、「 面接官に最高に気に入られる面接をする 」ということなのです。言い換えると、「 面接官の満足度を最高に高める面接をする 」ということが面接で高い評価を得るポイントです。これは接客業における「顧客満足度」と同じです。つまり「営業活動」や「接客」と同じなのです。面接官をお客様として捉え、 「相手を気持ちよくさせる、満足させる面接をする」ことが勝つポイント です。

そのためには、先にお伝えしました、徹底的に「明るく元気」で、「謙虚」で「前向き」という人物像を「演じる」ことが重要です。「演じる」というのは、実際はそうでなくても、この面接で評価を得て「内定」が取れればよいのです。面接は勝負です。内定を取ることだけに集中して、演じ切って相手を喜ばせてください。

ライバルに差をつける相手を喜ばせるポイントは、 相手の自己重要感を尊重すること です。つまり相手を大切にして持ち上げる事です。

①相手を受け入れる姿勢

・メモとペンを机の上に出して学ぶ姿勢を見せてください。

ここでは「やる気」のアピールです。大切な情報やアドバイスは忘れずに書き留めておくという姿勢を見せることで、やる気をアピールします。雑に適当に参加するのではなくじぶんにとって大切なんですという姿勢を見せることで開いても前のめりになります。

・笑顔で相手の目を見る

笑顔というのは最も相手を受け入れるということを表現するのに簡単なことです。心理学では「 ①相手を受け入れる姿勢 グ」という言葉があります。 ①相手を受け入れる姿勢 ということです。自分が緊張して怖い表情だと相手もなんとなく怖い真剣な表情になってしまいますが、逆に笑顔で臨めば相手も笑顔になっていただけます。そして目線も相手の目を見ることを意識してください。笑顔で見られると自分に好意を持っていると意識されます。相手の目を見ることが得意じゃない人もここは接客です。内定を取るための演技をしっかりとやり切りましょう。

・相手の名前を憶えて名前で呼ぶ

自己重要感のもっとも分かりやすい事として相 ①相手を受け入れる姿勢 ということです。質問をする際には「●●様は、、、」といったように名前を呼ぶようにしましょう。また、質問をする際には「●●様はどうしてこの会社で働こうと思ったのでしょうか。」などというように、会社についてだけの質問ではなく、面接官についての質問をされると、相手は自分にも関心を持ってくれているのかと受け止めてくれ満足度は高まります

②傾聴

相手が話をしているときの話の聞き方です。

・相手の目を見る

先に書きました相手の目を見るという事は必須条件です。相手の目を見られない人は精神的に弱いと思われてしまいますので、勇気をもって相手の目を見ましょう。また目を見るのが苦手な人は相手の目と目の間を見ると良いでしょう。

・少しだけ前のめりになり少しだけ耳を相手側に傾ける

これはやっている人はあまりいませんが、ほんとうに耳を傾けて話を聞く時には前のめりになり、耳を相手に傾けますよね。相手が5歳児の子供かおばあさんだと思って相手の話に耳を傾けてあげてください。熱心に話を聞いてくれているという印象を持ってもらうことができます。

・頷き、相槌、オウム返し

相手の話を聞く時には、少し大きめに頷きをしてみてください。自分が話しているときに相手が頷いているときというのは話している方は相手がしっかりと話を聞いてくれていると思ってストレスが減り気持ちよく話ができます。

そして頷きながら、「えー」「はい」「なるほど」「そうなんですね」と相槌を入れてより理解していることを伝えてください。但し、あまりにも大げさに相槌を入れたり、「なるほどなるほど」と繰り返したりすると、軽く見られますので注意してください。また、「えー」や「はい」ではなく「うんうん」という相槌をする人がいますが、面接では「うん」はNGです。これはいわゆる「タメ口」になります。あくまでも敬語や丁寧語を使うようにしてください。

③共感・賞賛

相手の話で相手がトピックスになるようなことを話してるときにはしっかりと反応して共感してあげてください。すごいことや自慢を話した時には「すごいですね」「素敵ですね」「かっこいいですね」「さすがですね」と共感や賞賛をすることを忘れないでください。これらの言葉は相手を気持ちよくしてくれます

これらの接客のテクニックを活用して、とにかく高い評価を得る、そして内定を取るということに集中して、演じ切ってください。

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