最終更新日 2020/01/30

給料が低すぎる人は、転職で収入をあげたほうがいい理由

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給料が低すぎる人は、転職で収入をあげたほうがいい理由

今現在、普通よりも給料が少ないのではと思っている人、同業他社の同規模の会社と比較して、安すぎる給料で働いている人、残業してやっと暮らせるという人は今、転職するべきです。安すぎる給料で働いてはいけません。特に最低賃金で働いてはいけなません。

残業代を含まない基本給を176時間で割ってみてください。30日の月は168時間です。
※参考:厚生労働省:最低賃金一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/

この最低賃金一覧で自分の時給が最低賃金の人はすぐに転職するべきです。地方など地域によっては他に転職する会社がなかったり地域のどこの会社も最低賃金だったりするかもしれませんが、ある程度の地域では、転職するだけで給料を上げられる可能性はあります。もちろん、ただ言われたことだけを何も考えずにやってきたという人や入社したばかりの人は、スキルや経験をアピールすることは難しいと思いますが、そうではなくしっかりと考え責任感を持って仕事に取り組んで技術や経験を積み重ねてきたという人は、転職で給料をあげることができるでしょう。

安い賃金で働かせるというのは違法ではありませんが社会にとっては悪です。人件費を下げることでしか利益を出さない経営能力の低い経営者や、人件費を下げて社長の給料を増やすような会社にあなたの人生の一部を捧げても最低賃金以外の何も見返りはありません。障害者でやっと採用されたとか、介護しながら働ける近場の会社、などの特別な理由で他に転職先がないという人は別として、現状安い賃金で働かなければならないのは、そのような会社や、就職氷河期や日本の社会が悪いのではありません。悪いのは、今のあなたの働き方が実際に高い評価に値しないか、もしくは安すぎる給料でその会社にい続けることに甘んじている自分が悪いと考えるべきだと思います。

会社の利益が出ないからもっと一生懸命働け、と言われている場合も同じです。利益は社員をこき使うことで出すのではなく経営者が利益の出る仕組みや販路などを工夫して作り出さなければならないので、社員が一生懸命働いたところで会社の経営体質は変わりません。

今はまだアベノミクスの影響で景気も良く需要が多いため人手不足の時代です。しかし、オリンピックが過ぎたら景気は下り坂になるとも言われています。建設需要が減ります。不動産価格が下がります。不景気になりますので潰れる会社が増えていきます。人件費を下げることでしか利益を出せない会社は消えていくでしょう。そうなると求人情報の数は減っていきます。今はまだ求人情報の数も多く、これまでしっかりと経験を積んできた人は転職をして給料を上げられる可能性があります。

どうやって給料をあげるのか。
以下の5つのポイントをしっかりと押さえてください。

①自分の経験スキルをしっかりと棚卸しをしたください

②強みや経験、スキルの整理

③それをしっかりと職務経歴書に落とし込むのです。

④出来るだけ多くの会社を一気にたくさん受けてみて、良い会社との出会いを作る

⑤自信を持って面接で語る

これらを活動を行うことで自分自身の評価を引き上げることができます。これだけのことでもやるのとやらないのとでは年収にも差が出てきます。今は人手不足の時代です。ぜひ売り手市場に積極的に出て行ってください。

 

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