最終更新日 2022/10/12

書類選考が通らない方へ 【なぜ書類選考が通らないのか?】

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以前、コロナ禍の転職活動として、コロナ禍ではなぜ書類選考に通過しないのかを書きましたが、コロナも落ち着いてきている今、コロナによる影響はほとんどないといってもいいでしょう。

そこで、内容を更新したいと思います。

この時期になると、企業も人も転職が盛んになります。企業に書類選考に出される方も増えてきます。当社にも非常に多くの方から「何社応募しても書類選考に通過しない」という相談をいただいています。

書類選考に通過しない理由を以下に列挙します。

■ニーズマッチ要因
①年齢がマッチしていない
②経歴がマッチしていない
③経験社数がマッチしていない
④現在年収・希望年収が合わない
⑤家が遠いなど、その他の条件 etc

■職務経歴書要因
⑥職務経歴書が見づらい
⑦書かない方がいいことを書いている
⑧伝えたいことが伝わっていない

これらが主な要因です。

まず一つずつ見ていきましょう。

———-
■職務経歴書要因

①年齢がマッチしていない

これは、どれだけ頑張っても、そもそも受けているところが求めている基準にマッチしていないのですから、いくら応募しても通りません。

たとえば、29歳までの人材を採用しよう、目的は組織の若返り、と考えている会社に、35歳の方が応募しても通過できません。

この場合はどうすれば良いのか。

答え:諦めてください

その求人に応募した自分がわるい、と考えた方がいいでしょう。

しかしながら、応募する前からそのような採用基準で募集しているという情報はありませんよね。
そのため、できることはただ一つ。

受からなくても気にしないということです。

もしくは、求人情報さがしは転職エージェントに相談しましょう。

 

②経歴がマッチしていない

経験者を求めているのに、未経験です、と言っても受かるわけがありません。
こちらも同様に経歴がマッチしないのに応募している自分が悪いのです。

仮に、未経験歓迎、と謳っていたとしても、何歳でも未経験を受け入れますというところは少ないでしょう。未経験で許される年齢というのもあります。
おおむね未経験歓迎は20代までとお考えください。
もしくは、業種未経験でも職種経験があれば可能性はひらけます。

③経験社数がマッチしていない

ある程度の企業なら、
・経験社数(転職回数)何社まで
・直近の会社の勤務年数1年以上
・直近のブランクの無い方

など、経験会社にも制限を設けています。

経験社数が2社までの会社に、転職5回の人が応募しても受かりません。
また、直近の勤務年数1年以上の会社に、半年で転職する人は受かりません。

これらの場合も、受からない会社を受けている自分が悪いと考えた方がいいでしょう。

解決方法は、気にしないということです。
気にせずに、5社受けてダメなら10社、10社受けてダメなら20社、何社応募してもダメなら50社、100社と
粘り強くやり続ける必要はあるでしょう。

もしくは、求人情報さがしは転職エージェントに相談しましょう。

 

④現在年収・希望年収が合わない

現在の年収が700万円もらっていて、希望年収は700万円以上としている方が、
年収300万~500万で募集している会社には受かりづらいでしょう。
経歴が素晴らしくても、企業には採用計画、人件費計画というのがあります。
このポジションには年収いくらまでの人を採用するという予算を組んでいますので、
年収レンジの合わない方が受かりづらいでしょう。
当社ではオーバースペックです、という理由でお断りになることが多いと思います。

⑤家が遠いなど、その他の条件 etc

家が遠い、ということで見送りになる場合もあります。
交通費負担額が合わない
通勤時間が長すぎて業務に影響が出るなどがあります。

その他、努めている会社の業種、職種がころころ変わっている人などは一貫性がないという印象で受からないことも多いです。

その他個別で会社の判断で条件に合わない場合がある場合、見送りになってしまいます。

このあたりの企業側のニーズというのは、一般応募では情報を得ることが難しいので、この場合、エージェントは募集企業が何歳までの人材を募集しているとか、学歴基準、転職回数基準などの情報を持っていることが多いので、
できればエージェントを活用することをお勧めします。

 

■職務経歴書要因

企業のニーズにマッチしているのに書類選考が通らないという事ですと、職務経歴書の要因であることが大きいです。
当社がご支援している転職希望者様の職務経歴書も、まったく書類選考が通過しないという方の職務経歴書を作り直すことによって
驚くほど通過するようになりました、と大量の声をいただいております。
書類が通らない場合、以下のポイントがあります。

⑥職務経歴書が見づらい

職務経歴書が見づらい場合、最悪のパターンですと読む気がなくなり、読んでいただけない、ということになると思います。
この場合、「このような資料の作り方をする人はうちの仕事は無理だろう」というような判断をされる可能性があります。
つまり、読み手に対しての読みやすい資料作成が出来ない、という評価もされる場合があります。

他に、
・文字がやたら多い
・スキルごとに経歴が書いてある
・枚数がやたら多い
・不要な情報がやたら多い
・見た目の構成が見づらい

 

⑦書かない方がいいことを書いている

多くの職務経歴書を見ている中で、それを書いたら受からないでしょ、という方も結構いらっしゃいます。
嘘が付けず正直すぎる、という理由で、余計なことを書いてしまって、本来の目的である、書類選考通過ができていない人がいます。
受かるという目的のためには、書かない方がいいことは書かない方がいいのです。
また、伝え方が違うという事もあります。
⑧伝えたいことが伝わっていない

単に経歴の羅列になっていて、目を通した人が、この人の特徴は何なのだろうか、というように特徴を掴めない経歴の場合、評価のしようがありません。
なぜ、この人は当社に応募しているのか、という事への説得力がない職務経歴書は、書類選考でも心に残りません。

これらの職務経歴書要因に関しては、工夫してより良い資料作り、より分かりやすい資料作り、より伝わりやすいアピールを工夫しながら作成することをお勧めします。
自分では限界があるという方は、当社にご相談ください。

当社では、有料にてプロの転職エージェントが、1時間程度のヒアリングも行いながら強みを確認し、見やすさを意識した資料にまとめ、表現したい職務経歴書を作ることで、応募企業に伝えたいメッセージを届けられる資料をおつくりします。

また、1万件以上の求人情報の中から、マッチする求人があった場合には、ご希望であれば、エージェントが求人情報のご提案や入社までの転職活動のご支援も行っています。
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