最終更新日 2019/08/20

転職した先での入社初期の働き方

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転職した先での入社初期の働き方

転職したばかりの最初のころは、実際に採用したけど仕事できるのかな、うまくコミュニケーションできるかな、仕事覚えて任せられるかななどと採用側は考えていますし、受け入れ先のチームのメンバーも上手くコミュニケーションできるか、どの程度仕事ができる人なのか、と身構えて緊張しています。

そんな転職したばかりの最初の時期は、
「明るく元気に謙虚で前向き」な人物を演出してください。

積極的なコミュニケーションで居心地よい環境づくり

積極的にコミュニケーションをとり、話ができる仲間を増やしてください。ここで明るい人、面白い人という人という印象を持ってもらえれば、受け入れムードになり、居心地の良いコンフォートゾーンを広げることができます。チームの人とはよく話し、ランチも出来るだけ一緒に食べるなど、孤立しないように努力をするようにしてください。できるだけ笑顔で笑い声のあるコミュニケーションを意識してください。

積極的に仕事を覚える姿勢、教えを教えを請う姿勢

また、仕事面では、積極的姿勢を見せてください。早く覚えたいので教えてもらえるお時間をください、と積極的に先輩に指導を請いましょう。その時は必ずメモすることを忘れずにしてください。残業も許されるならば多少はしていくことでやる気をアピールできます。また、自宅に持ち帰れる情報であれば許可を取って自宅に持ち帰り覚えてくるなどの姿勢も重要です。情報を持ち出すときは必ず許可を取ることを忘れずに。言われたことができるというのが仕事における最低品質です。言われたこと、教わったことを必ずマスターする努力を徹底してください。

入社初期は、早期に戦力になるということと、やる気のある姿勢をアピールするということは非常に重要なことです。最初の1ヶ月は特に意識してください。

マネージャークラスの入り方、嫌われたら修復不可能

注意して欲しいのはマネジメントクラスの方です。役職者としての入社は特に注意が必要です。

受け入れ側としてはいきなり新入社員が上司な訳ですからそもそも気に入らないところからスタートしています。この時の受け入れ側は、「お手並み拝見」というスタンスで見ています。上司というのはある程度スキルがあり、経験豊富で判断力に長けている、人によっては尊敬されるようなリーダーとしての役割も備えています。しかし、新入社員のマネージャーはそれらのリスペクトされるベースが全くない状況です。その状況で上司面をして接してしまうと、一気に嫌われることになってしまいます。このタイミングで嫌われてしまったら、「生理的に嫌い」と言われるレベルになり修復は不可能になります。マネジメントが効かず、だれも言う事も聞かず、マネージャーとしても失格と思われポジションを変えられてしまいます。あくまでもチームマネジメントの成功が評価なわけですから、メンバーに受け入れられることを重視してください。

そのためこの時期は、下手下手にあくまでも先輩を立てるスタンスで臨んでください。
・明るく楽しく
・否定せずに肯定し、
・認めて褒める
・人のやってきたことを取り上げない

というスタンスで、信頼を獲得することに集中してください。特にこの時期は人事に口を出してはいけません。あの人はああだこうだと評価をしてはいけません。それまでの期間頑張ってきてそれなりの意見を持っているメンバーの意思を尊重してください。自分はメンバーのためにいるのだというスタンスを感じてもらってください。
また、この時期の間違えでよくあるのは、下を見ずに上を見てしまうという事です。上司や社長に評価されたいという想いで、自分の意志でコントロールしようとしてしまいます。自分の評価ばかりに目が行き社長や自分の上司に認められることばかり考えメンバーの意思を尊重しなくてはメンバーから嫌われます。あくまでも上司として認められることに集中してください。

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