最終更新日 2019/08/15

転職後の新しい職場が嫌になったときの考え方

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転職後の新しい職場が嫌になったときの考え方

新しい職場に転職する際には、1ヶ月、3ヶ月、半年のサイクルで退職したい時期がやってきます。
多くの人がこの時期に辞めたいと思うようです。

辞めたいと思う要因というのは、
・思っていたより厳しいんじゃないか?
・先方の期待に応えられないのではないか?
・面接の時に聞いていたのと話が違う
・前の職場より残業が多いのではないか
・いきなり責任を持たされた
などなど様々なのですが、いわゆる「認知不協和」が起きている状態です。
つまり、あなたが知っている情報や思い込みと現実が異なる場合に、不快感を示す事象です。

このような状況は以下のような方に多いようです。
・転職回数が少ない人、
・前職の経歴が長い人
・前職よりランクダウンした場合
・前職よりランクアップした場合

このような場合に起きやすいようです。
多くの人が陥る状態なので特別なことではありません。

しかし、入った会社が思った通りの会社じゃないからと言って、その度に転職をしていては、行く会社がなくなってしまいますし、短期離職は市場価値を著しく下げてしまいますので、短期離職はしないほうがよいでしょう。

「自分の見方、考え方を変える」

それではこのような気持ちになった場合、どう考えたら良いでしょうか。
おススメな対処法は、
「自分の見方、考え方を変える」
これ以外にないと考えています。

それはなぜか。
会社が異なれば文化が異なるのが当たり前であり、成長ステージも異なれば、上司も異なります。
価値観も以前の会社とは全く異なるでしょう。それは違う会社だから当然です。
それもも関わらず、自分に合わないと思うからといって転職をしていては、自分に合う会社に出会うまで転職し続けるしかなくなってしまいます。

自分に合う会社というのは無いと考えた方が良いでしょう。そもそも文化が異なるので、異なる文化には、自分が合わせるということが大切です。

まさに
郷に入っては郷に従え、です。
しかし、前職を辞める理由が不満をもって辞めて、次に行く会社も自分に合わなければまた不満になる。この考え方では上手くいきません。

転職するときには、必ず、
・何のために転職をするのか
・なぜ転職をすることになったのか
・何を実現したいのか
・どんな成長をしたいのか
ということを転職活動の最初に考えておかなければなりません。その考えがしっかりしていると、転職先が自分に合わなくても、目的を達成するために前向きに合わせようと決意することができます。

また、正社員として転職する場合には、派遣社員やアルバイトとは異なり、会社と運命共同体になり、会社の成長に貢献することによって自分を成長させるという基本的な考え方が必要になります。
この考え方がないと、会社側から提供してもらう権利ばかりを主張するようになり、義務である役務の提供がおろそかになります。特に会社では義務の提供があって権利が得られると考えたほうが良いでしょう。

どうしても辞めたくなったら、1か月以内に辞める

それでも本当にブラック企業だったということもあるかもしれません。どうしても再度転職をしたいという場合には、1ヶ月以内に退職するようにしてください。1ヶ月以内であれば保険の手続きを会社側がしていない可能性がありますので、記録にも残らずに転職できます。記録に残らなければ、前職退職後からのブランク期間を知人の会社を手伝っていましたという言い訳で乗り越えることもできます。記録に残ってしまうと、入社退社の記録を履歴書に記載しなければなりませんので、短期離職が分かってしまいます。

前職との比較をする人

転職で失敗する人の特徴として、「前の会社ではこうだった」という人です。このような人は、結果を出せないのは前の会社とやり方が違うから、自分と考え方が違うから、と言います。このような人はそれを口に出して愚痴を言う傾向があります。期待されてはいってきても成果を出せないのは会社のやり方や考え方が違うということを言い訳するようになると、周囲からも認められなくなり、居場所が無くなってしまいます。このような方は有名企業から来ている人などはこのような傾向に陥りがちですので気を付けてください。あくまでも新しい環境に適応することから始めてください。

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