どうしても正社員になれない人の7つの理由
契約社員などで長年働いているが、どうしても正社員にしてもらえないという人がいます。いつも契約更新の際には面談をして正社員になれるかどうかのお話がでるが、結局毎年正社員になれない人。このような正社員にしてもらえない人には理由があります。
正社員になるというのは、会社側の人間になるということ が言えます。長期で考えると、成長して管理職になったり先輩になったりして人材育成なども任されるようになるでしょうし、多くの責任も持たなければならないことも多くなると思います。このような場合に正社員としてもとめられるのは
・会社の理念や価値観に共感して実践している
・会社の収益や発展のために努力・行動できる人
・セルフマネジメントができる人
・論理的思考ができる人
・主体的に率先垂範の行動ができる自立した人
・実務遂行能力の高い人
などが当てはまるでしょう
逆に 評価されない人 は
・会社の価値観に共感していない人
・実務遂行能力が低い人
・言われないと行動できない依存的な人
・物事を深く考えず自分の意見を持たない人
・論理的に物事を考えられない人
・物事を見る目線が低い人
・批判的、ネガティブな人
このような人は、正社員に昇格ができない傾向があるようです。
自己評価をして自分はどのようなタイプなのかを分析してみるのが良いでしょう。そして自分の中で解決しなければならない課題は何なのかを明確にする事でそこに絞って努力を注げば改善される可能性は上がります。自分自身ではよくわからないという人は周囲の人やプロに相談してみるのが良いでしょう。
評価されない人のために特徴として、 自分の「仕事観」を持っていない人が多い です。 「仕事観」とは、人生における仕事を大切なものとし、仕事における価値付けを行っていること です。単に給料を稼ぐためではなく、人生を築くためであったり、目標を達成するためであったり、自己実現の場として仕事に挑戦している人の考え方として、「仕事というものはこういうものだ」「ここだけは絶対に譲れないことがある」「自分はここにこだわる」などの自分の中の仕事における価値基準です。
このような「仕事観」を持っている人は、自分の意見や目標を持ち自立して自ら挑戦し行動することが当たり前にできるのです。逆にこのような仕事観がなければ、自分の意見など意味はなく、言われたことだけをすれば良いと考える依存的な思考になります。つまり依存型か自立型の違いで 自立型の人は評価され、依存型の人は評価されない のです。
それでは、どのようにしたら仕事観や仕事にこだわりを持てるようになるのか。それは 仕事において目的や目標を設定するこ とです。
・何のために働くのか?
・何のために今の会社にいるのか?
・誰のために働くのか?
という大きな人生における仕事における目的観から、少しずつ中長期の達成したい目標を設定し、
・10年後にはどうなりたいのか?
・今の仕事を続けていたいのか
・どんなポジションにいたいのか
・部下をマネジメントしたいのか
・スペシャリストになりたいのか
・給料はどのくらい欲しいのか
・プライベートをどのように充実させたいのか
などを5年後、3年後、1年後、半年後、3ヶ月後、1ヶ月後と、設定してみるのです。
よく、 目標とは持つものであり、自分で決めるもの なのです。 目標とは持つものであり、自分で決めるもの なのです。これを達成しなくても誰も何も損をしません。やりたいと思うなら決めればよく、そう思わないなら今のまま過ごせば良いだけです。やろうと決めてやった人だけが変化し結果を手に入れているのです。
自分で考えた目標を設定することで、「どうしてもやりたい」と、こだわりが生まれてきます。目標を持って挑戦した結果、成果が得られ、それが成功体験となり自分の仕事観を育てて確立していきます。
なかなか正社員になれない、なかなか評価されない、というような人はこのように考えてみてください。すぐに評価されるわけではありませんが時間が経つにつれ、仕事をする姿勢や評価が変わってくることを実感すると思います。
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