最終更新日 2020/07/19

【転職ノウハウ】良い会社・良い求人情報の見つけ方

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良い会社・良い求人情報の見つけ方

転職活動をする際には、

・受ける会社がブラックだったらどうしよう
・受ける会社がつぶれたらどうしよう
・受ける会社が業績不振になったらどうしよう
・受ける会社がワンマン経営だったらどうしよう
・受ける会社が残業が多かったらどうしよう
・受ける会社が残業代を払わなかったらどうしよう
・受ける会社がボーナス出なかったらどうしよう

などなどいろいろと悩みますよね。

良い会社の見つけ方、良い求人情報の見つけ方というのは、本音を言うとそんなものはありません。自分自身がどこで折り合いをつけるかだと思います。

会社というのは、いい会社だと思っていても様々な経営環境によって経営方針は常に変わっていきます。業界トップシェアを誇っていて、順風満帆で進んでいたと思ったら大手が市場に入り込んできて一気にシェアを奪われてしまい価格競争や広告戦争に巻き込まれ利益率が著しく低下するということも良くある話です。良い会社だと思ったけど、社員の方々は長時間働いているらしい、ということも良くあります。

正社員として働く以上は、会社と運命共同体になるわけですから、何か変化が起きたり、自分の思っていた環境ではないと思う度にその都度転職をしていては、転職のし過ぎでだれも相手にしてくれなくなりますし、短期離職が続いてしまってもどこも採ってくれなくなってしまいます。

社員の働く環境というのはどんなことに影響されるのか、いくつか参考まで事例を出します。

①会社の経営ステージ
②市場におけるポジション
③下請けかどうか
④経営能力
⑤魅力的な事業をおこなっているか
⑥気になる会社は「実際に受けてみる」

①会社の経営ステージ
長年経営してきている会社と創業間もない会社では会社の成長ステージがことなります。長年経営している会社では創業時は大変な苦労があったり、景気の波も乗り越えて長年経営してくることができている面で言うと安定しているといえる側面はあるのかもしれません。一方で、創業間もない会社では、お客様が少なく、使えるコストも少なく、長時間働かなければ成長できないという側面もあります。長年経営している会社ではチャレンジしないため、成長率も低いので、昇給などの期待できる割合は下がるでしょうし、創業間もない会社では、その創業期を乗り越えて成長期に入ることができた時には幹部になり、昇給や賞与なども期待できる可能性も高くなるでしょう。

②市場におけるポジション
市場において競合他社と比較したポジションがナンバーワンであれば、価格を調整することができるポジションにあることやそのシェアの大きさから、コストを大きく書けなくても売り上げが立ちやすく、収益率も高くなります。逆に市場のポジションが他社よりもずっと小さなマーケットしか確保していなければ、大手と競争したり、差別化したり広告を打ったりするため、収益率が低くなります。当然給料の原資が確保できなくなるわけです。

③下請けかどうか
会社が下請けをしている場合、親会社の業績や経営不振などに影響をされてしまいます。自社製品を持たずに親会社への依存度が高い分、経営はコントロールができなくなります。
逆に自社の製品を持っているところは、営業次第で自社製品で市場を取りに行くことができるため、収益率も高くなりますし、自社のコントロールが効く割合が高くなります。

④経営能力
経営者が高い経営能力を身に着けているか高い経営能力の経営メンバーがいるかどうかということは重要です。
会社の経営計画や経営戦略をしっかりと作っている会社は将来に対する不安要素が下がります。また数字に強く資金繰りなどもしっかりできているような会社では経営能力が高いと言えるでしょう。上場企業ならば、経営計画や決算情報も見ることができますし、ホームページなどで会社の姿勢を意思表示している会社も多く会社の姿勢を見ることができます。

⑤魅力的な事業をおこなっているか
多くの人の関心を引くような事業展開(ビジネスモデル)、商品開発やプロモーション、社員の方々のインタビューなどで魅力的な事業や情報を発信しているかどうかということも人やお金が集まる要素になります。

これらの要素を参考に良い会社選びをしてみてください。
しかし、これらの要素もあくまでも理論的にということであったり、外から見ることができる情報のみになります。本当にそうであるかどうかはわかりません。

そこでお薦めしたいのは、

⑥気になる会社は「実際に受けてみる」です。
実際に応募してみて、その際のやり取りや、面接に行った時の面接官の対応や会社の雰囲気、他の社員の方々の雰囲気などを直接見ることをおすすめします。
いろいろと不安に思っても、意味がありません。内定を取らない限りあなたにその会社に入る権利は1%もないのですから。
これについてはこちらを読んでみてください。

ぜひこれらの情報を参考にして会社選びをしてみて下さい。

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